作業状況(漫画事業)とイベント出展情報
おはようございます。sacom worksです。
年度末ということもあり、かなりバタバタしておりますが、縫製(刺繍ワッペン製作)事業も続けつつ、前回のコミティアで進展のあった漫画製作事業も、さらに大きな進展がありました。
詳しいいきさつは前回の記事で紹介したところなのですが、その後編集者さんとのWEB会議を経て、沖縄の漫画家、座間味さんとの合作を本格的に進めることとなりました。
これが正しいのかはわかりませんが、本格的な漫画デビュー前の「担当付き」となっているようで、これまでは勝手に描いて売っていた(同人誌)ではなく、きちんと出版社様で描ける”チャンス”をいただいたことになります。
ちなみに、業界のことがわからない方に軽く説明しておくと(とはいえ自分もあまりわからない)
・「編集者」は出版社に所属し、漫画家に様々な助言をしたり、漫画家のスカウトを行ったり、工程管理を行ったり、会社側に提案(プレゼン)をしたりと、原稿を描くこと以外の様々な業務をする。
・「担当付き」とは、持ち込みや漫画賞の受賞などにより一定程度の技量や面白さが認められるなどして、担当編集者が付いた状態です。編集者さんとともに、会社側への提案(プレゼン)資料用の作品を試作する段階で、スタートラインに立つことができた状態。
という感じでしょうか。
一部の漫画関係者からは編集者不要なども言われたりしますが、スタートアップ(起業)の研修などでは「ハッカー(仕組みを作る)」「ハスラー(計測する)」「デザイナー」の3名が必要というのが定説で、売るための情報収集や実務をこなすハスラー要素が強い編集者の存在は、大変重要かつ心強い存在だと私は思います。なお、話(仕組み)を作る原作者がハッカー、作画担当がデザイナーにあたりますね。
前回参加したコミティア出張編集部でも感じますが、編集者には様々な人がいて、原稿に対する評価や反応、アドバイスは様々でした。
たとえば釣りの漫画に関しては、「釣り要素をもっと削ったほうがいい」派と「今のマニアックさで良い」派に分かれます。だいたい後者が2割くらいで、これもスタートアップ研修で習った「2:8の法則(パレートの法則)」が当てはまる印象でした。
パレートの法則に従うならば「コアなファンをつかまえる」という意味ではマニアックさを維持すべきだと私は考えていますが(そもそも万人受けする作品を描ける気がしない・・・)、今回はそのコンセプトを理解いただける編集者さんに出会うことができ、WEB会議を開いていただけたことは感謝しかありません。
とはいえ今はあくまでも「スタートラインに立ち、(連載を見据えた掲載の)チャンスをいただいた」という段階であり、実はまだ原稿もネーム(漫画の設計図)もできていません。コミティア出張編集部では、わずか4ページの試作物のみでプレゼンさせていただいたわけでして。
刺繍パッチ・ワッペンのご注文もこなしつつ、せっかくいただいたチャンスを活かすためにも、私が担当するネーム執筆作業を急ぎたいという心境でもあります。
掲載されたら私はホンモノの漫画原作者を名乗れますから、ホントにすごいチャンスなのです。
刺繍事業とお休み情報
もちろん刺繍事業は並行して行っており、現在の刺繍パッチ・ワッペンの受付状況は10枚以上(10平方cm以上)となっています。漫画の作業も並行して行うため作業が遅くなってしまうことをご了承いただけますと幸いです。
また、子供の卒業式参加やイベント出展のためお休み予定の日があります。3月19日(日)には名古屋で開催の「中部エアソフトガンマーケット」に参加予定です。
今回、繁忙期ということで商品在庫が少なくなる見込みで、好評いただいている猫ぬいぐるみ「モソニャソ」に関しても、製造できる母の調子が悪い(手が痛い)ということで持って行けるのは少量になりそうです(中間サイズ:お腹にベルクロ付きを予定)。
また、柄は今回は名古屋近辺に自衛隊施設が多いということで、空自と陸自迷彩のモソニャソとなる予定です。