技術情報:刺繍パッチ・ワッペンのデザインのやり方、ルールや注意点など(総合)

●(※必須)刺繍デザインのルールをPDFファイルでダウンロードする(約1MB)

【デザインについて】

・大きさを決めてデザインすること
・実寸サイズでデザインすること
・外周に3mm幅の縁取りを設定すること
・線の太さ1.0mm(最小0.7mm)以上を確保すること(※例外があります)
・背景色の制限があること、グラデーションは控えること
・提出はJPEGまたはPDFで(郵送の場合は必ずコピーを)

●(※必須)受付できない図案や発注のルールPDFファイルをダウンロードする(約2MB)

【具体的なパッチ・ワッペンのデザインの方法】

【関連コラム】

●Adobe illustrator(イラストレーター:イラレ)を使って刺繍パッチ・ワッペンをデザインするコツとルール(前編)

●刺繍パッチ:線の太さ1mm以上(最低0.7mm)必要ですが条件次第でもっと細い線も縫えます。そして技術的個性の話

【素材・取り扱いについて】

素材や裏面処理、フチの仕上げなどについての情報は、下記を参照ください。

ワッペンのフチの処理にはヒートカット、ハンドカット、ロック加工(メローエッジ)があります。ヒートカットを推奨しています。

キャラクター系など、なめらかな線を再現する場合1mm幅(最低0.7mm)が必要となります。立体系刺繍の場合は、細い線(0.3mm程度)で描画してください。

使用する生地にはツイル(ポリエステル・コットン)、エンブクロスなどがあります。基本的に平滑なポリエステルツイルを優先してご案内しています。

ワッペンの取り付けには、縫い付け、ベルクロ(マジックテープ)、熱接着シートがあります。

熱接着シートの取り付けにはコツが必要です。

オススメ刺繍用書体とトレースによる製作、苦手な書体について紹介しています。カナと英字は最低5mm、漢字は10mm以上必要です(書体により変動)

OD、グレー、迷彩生地などについてはこちらで紹介しています。

サブデュード・ロービジのカラーリングで作るならこちらの素材がお勧めです。迷彩生地は問屋さんの入荷状況により在庫が変動します。


【重要:当サイトに掲載している記述、特に技術情報に関する引用等について】

・当サイトに記載する刺繍の基準、数値等はsacom works独自のものであり、刺繍業界における統一基準または標準基準ではありません。

・当サイトに記載する基準や数値を利用したデザインを製作しても、他の業者が同様に出力できるとは限らないのが刺繍パッチの世界ですので、留意いただけますと幸いです。

・当サイトの記述を引用すること自体は問題ありませんが、出典元としてリンク(https://sacomworks.com/)を併記してください。