新型モソニャソと各種装備発売！

こんにちは。sacom　worksです。年度末いかがお過ごしでしょうか？

年度末ということもあり新年度対応のご依頼も受付しておりますが、並行して実施中の漫画事業の企画がほぼ練り直しとなってしまったこともあり、研究期間をいただきながらその隙に猫ぬいぐるみ「モソニャソ」を製造するなどしています。

元々製造者であった母曰く「楽しんで作るのがモソニャソ。頼まれるようになるとモチベーションが下がり、クオリティにも影響してしまう」とのことで、ある程度作り方をマスターしつつある昨今、その意味がわかるようになりました。

仕事というのは楽しいに越したことはなく、だから脱サラして自営業の道を進んだ身ではありますが、とはいえ仕事というのは８割くらいはめんどくさくて辛いことの連続で、その中にいかに楽しみを見つけることが大事だと思うようになりました。

このように仕事がしんどくなると別の事でリフレッシュするわけですが、幸いなことに刺繍で疲れたら漫画事業でリフレッシュし、漫画が諸事情で前に進めなくなったらモソニャソを縫ってリフレッシュする循環ができています。

最近はモソニャソの縫いのコツ（手順）がわかり、専用のツールを自作したりでロスが少なくなり、施工速度もちょっとだけ早くなったので、作ることがとても楽しく感じます。とはいえ慣れるとまたそういう気持ちが薄れてしまうこともあるのかもしれませんが…とりあえず、将来的に作り続けるためのスキルは身につけておきたいと思うところです。

その過程で以前から要望のあった、モソニャソ用装備品を手掛けるに至りました。

要望は色々出るもので、とはいえ「どうやって作るんだ？」というアイディアの壁を超えるのはなかなか難しいもの。立体的な製品となるため、そんなめんどくさい物は作れないと考えていたのですが、「刺繍技術を応用することで作れるのでは？」…とアイディアが。

そこでサバゲーでも利用者の多い「プレートキャリア」とその付属物作りから始まり、ヘッドセットに無線機、チェストリグ、そしてモソニャソ用銃器類などが誕生しております。

※画像は試作品で、製品版はアンテナ類などの仕様変更を予定。

銃器といっても刺繍パッチですので（モソニャソ＝猫というより刺繍パッチの妖精さん？）、BDUや装備品のベルクロ部分に張り付けることも可能です。

また、単なる刺繍パッチでは面白くないので、モソニャソ用銃器パッチや装備品はモノによっては厚みのある立体刺繍に仕上げています。立体刺繍といってもキャップ（野球帽）などの刺繍などに見られるもっこりした刺繍のことですね。

既存の刺繍技術以外にも釣具やらなんやらの工作技術を活かして、ヘッドセットやアンテナ、スイッチ類などを再現しています。写真の個体が着用している無線機は試作品で、ロングアンテナが付くなど小改良が加えられて製品版となります。

母が作っていた「モソニャソ用ギリースーツ」に関しても、耳や背中のフックが取り出せるなど型紙から改良を施しております。

母にギリースーツの型紙について問うと「そんなものはなく、適当に作ったもの」とのことでしたので、１つ残っていたモソニャソ用ギリースーツから寸法を出して、実際にサバゲー用のギリースーツを作った経験も踏まえ型紙を作成し仕上げました。

こうして色々作れないかと思っているうちに欲が出て「ヘルメットも作れないか」と思うようになり、さすがに被るタイプのヘルメットは無理でしたが、本体と一体化させることでいけそうな感触に。画像は試作品でヘルメットに刺繍で作ったナイトビジョンマウントなどが付きます。

その流れでさらにモソニャソ用ナイトビジョソ（ビジョン）も作れそうです。え？４眼ないですかって…？すごい製作コストかかりそうな（大汗）

ただ、それぞれ製作工程が複雑でそれなりに手間もかかってしまううえ、装備に装備を重ねるため「あれこれ揃えると本体より高い」状態になってしまいました（汗）申し訳ありませんが１つ１つ丁寧に処理しておりますので、ご容赦いただけますと幸いです。

モソニャソ用装備は3/31池袋サンシャインシティで開催のミリタリー物販イベント「爆裂祭」にてデビューいたします。今回はモソニャソ関連が多くなりそうですが、刺繍パッチも持っていきますよ。

#sacomworks ブースでは進化した迷彩猫ぬいぐるみ「モソニャソ」の新バージョンや、モソニャソ用銃器、プレキャリ、ヘッドセットなどの各種装備品が初登場となります。当日までに新製品がもっと増えるかもしれません。#爆裂祭 pic.twitter.com/bZ1NdynK5m
— 第16回爆裂祭2024年11月24日（日）第17回爆裂祭 2025年3月23日 (@bakuretumaturi) March 13, 2024