刺繍パッチ・ワッペンデザインの方法 簡易版
こんにちは。sacom worksです。
ただいま津波注意報発令中のため、日曜日のルーティンワークとなっている釣りには行かず、作業場で前から進めたかった作業を…
昨年から苦手意識の強かったAdobe illustrator(イラレ)を使うようになり、簡単な印刷物は自前で作れるようになりました。
これを使ってパッチのデザインもできるといいなと思ったりもするのですが、sacom worksで行っている手法では、一旦イラレでデザインして刺繍化するよりも、直接刺繍ソフトで作り込んだほうが早いので、そこまでやるかなーとも。
ただ、文字を形に添って並べる時などは非常に便利でもありますけどね。
さて、このイラレを使って作っているのは印刷物ですが、sacom worksにはフライヤーありませんでした。
以前から作りたかったのですが、1枚で注意事項を入れると見づらくなるし、さてどうしたものか……そう思いながら放置していたところでしたが、またイラレ熱に火が付き、悩みながら裏面を仕上げたところなわけです。
これまで漫画形式で説明を作ってきましたが、今回作成したものなら、お客様でデザインしていただくうえで注意していただきたいポイントを1枚に(ざっくり)まとめる事ができましたので、是非ご活用いただければと思います。
【デザイン業務は行っていません】
なお、sacom worksでは刺繍パッチのデザイン業務は行っていません。デザインに困った場合、個人にデザインを委託できる「ココナラ」などでデザイナーを募集して、有償でデザインをお願いする方法などもあるかと思います。この場合も、こちらのページと「漫画でわかるパッチ・ワッペンデザイン術」をデザイナーさんにお伝えしていただければ、スムーズにデザインできるのではないかと思います。
PDF版も用意しておりますので、ご活用いただければ幸いです。
ダウンロード:パッチ・ワッペンのデザイン方法PDF(約1MB)
デザインの委託を受け付けていないのは、個人的にデザインは苦手ということもありますし、他業務で手が回らないという事情もあります。
「あれ?sacom worksって漫画も描いてなかったっけ?」となりがちですが、漫画とデザインは似て非なるものです。たとえば一般流通している漫画の表紙で言うと、表紙の絵は漫画家さんが描きますが、ロゴは専門のデザイナーが行うことがほとんどです。漫画家でもデザインが得意な人もいるとは思いますが、イラストレーター(ソフト名ではなく職種。これもまたデザイナーとは別)の要素を持ちつつ物語も考えないといけないので、似て非なる別の能力ということになるかと思います。
なお、入稿に関してはイラレデータ(.aiや.EPS)ではなくJPEGでお願いいたします。これはアウトライン化されていない事による文字崩れを防ぐためや、刺繍データを作るさいにJPEGを活用するためです。印刷業界ではイラレが標準的ですが、糸と生地などの材料の組み合わせで作る刺繍製品に関しては、それが必ずしも当てはまらないのです。
【新刊来ました!】
sacom worksでは基幹となる製造業(刺繍パッチ・ワッペン)の製造と並行して、著作物事業を行っています。効率よく運転して利益を得る製造業1本ではこれからの時代生き残れないだろうと良そうしており、かなり無謀ながら著作物の発行を行っているのです。
そして出版社等への営業用として、漫画賞などに応募してみた原稿と改変しとりまとめた「仲西ヘーイと ひよっこ釣りガール」を発行しました。今回は発行部数が極端に少なく、また、一般流通もほとんど想定していません。出版社への営業用ですからね。
ラッキーキャッツのリメイクですが、精度は上がっていると思います。
印刷物が届くのは毎度ドキドキしますね。
2月に開催される「COMITIA139」に参加予定ですが、その頃にはどうにかオミクロン株が収まってくれているといいな…(昨年参加予定だったCOMITIA は新型コロナウイルスで中止、その後も緊急事態やら蔓延防止やらで参加できずでした・涙)。