sacom worksの刺繍パッチ・ワッペン 何が違う?ここが違う!!
「刺繍パッチ(ワッペン)」を発注するというのは、生涯の中でも1度あるかな?と思うほど稀なことだと思います。
ましてや作り方や基準にバラつきのある刺繍業界では、「どこを選べばよいかわからない」が普通なのだと、業者側としても感じています。
sacom worksは
「精度の高い刺繍パッチ(ワッペン)を作りたい」
「ミリタリー系パッチに特に強い業者を探している」
「他の業者で作れないと言われた」
「他業者に発注しているがクオリティ面で満足できていない」
「クオリティが確保できるなら急がなくてよい(納期について要事前相談)」
などの条件で、高精度の刺繍パッチを作れる業者をお探しのお客様向けに製作しております。
「刺繍で美しく作れる精度」を探究
刺繍製品の製作は印刷物(プリント)の延長のように考えられがちですが、糸と生地を組み合わせて作るので、どちらかというと土木建築に似ていると考えています(中の人も実は土木エンジニア出身です)。
糸と糸、生地の目などの干渉や、糸にかかる力による変形などにいかに対処するのかなど、刺繍ならではの課題を一つひとつ解消しながら、精度を高めた刺繍パッチの製作と、技法についての研究開発を行っています。
ミリタリー系に強い 自衛隊各隊へ納品実績
sacom works中の人はサバイバルゲーム歴20年以上、ミリタリー好きということで、特にミリタリー系パッチに特化しています。このため、サブデュード・ロービジ(低視認配色)、裏面ベルクロ処理など各種ご提案を得意としています。もちろん一般のワッペン製作も可能です。
資料等があれば、時代背景などのマニアックな条件を考慮したワッペンのご提案も可能です(サバイバルゲームやミリタリー用語がだいたい通じます)。
また、自衛隊などでのハードな使用を考えて製作しているので、より耐久性が高まる工法を選択。購入直後はもちろん、ご使用中も美しく使える工夫をとりいれています(糸と布でできた製品なので耐久性には限界がありますが、一般流通している製品より耐久性向上に向けた工夫をしています)。
すみません、正直、作業遅いです…
得意なことがあれば不得意なこともあるものです・・・夫婦二人で営業している個人商店でもあり、対応速度に限界があり、返信なども基本的に遅いです。
(余談ですが即レス文化が苦手なので、LI●Eもほとんど使わないです)
いただいた図案をもとに、適切な刺繍データを作り込む作業をしているため、どうしても時間がかかってしまいます。スピードを重視するために、雑な製品を提供したくないという想いもあります。
また、小さな刺繍パッチは「できる」「できない」「できるけど美しくない」の判断がシビアなので、デザインにあたって独自基準のルールを設けているのですが、これにそぐわない案件を複数抱えている時は、悩み時でもあります。
見積もり段階で「できる」「できない」「美しくできないので代案を」を判断するのですが、この作業もなかなかシビアであり、時々すりぬけてしまい「どう作ろう…」と悩みの種にもなっています…
かといって雑な製品をお届けするわけにもいきません。
このような事情もあるので、こちらをご確認いただいたうえで、製作する大きさを決めてから、各所の基準を踏まえたデザイン作りをお願いできるとありがたいです。
いわゆる「完全データ」はスムーズに作業ができるので、大変ありがたいのです。
また、漫画原作者として連載を獲得するため出版社にて企画立案を行っているところです(企画が通ったらと本物の漫画原作者としてデビューすることとなります)。本事業の進展次第で事業スタイルの見直しもありうるので、皆様のご協力をいただけると大変ありがたいです。
時間がかかっている時は、ご一報いただけるとありがたいです。
地道な技術研究 美しさだけではなく独自技術の開発やギミック
sacom worksは開業当時オモチャ扱いだった刺繍ソフトと家庭用刺繍ミシンによるワッペン製作から事業をスタートさせ、「刺繍パッチはこう作られている」という業界的な固定観念を崩しながら、新たな技術開発を行ってきました。現在は販売店や新規の刺繍業者に技術指導を行ったり、sacom works製刺繍ワッペンがブラザー製業務用刺繍機のカタログに採用されるに至っています。
かつては「ミリタリー用刺繍パッチの縁の処理はロック加工が当たり前」という風潮がありました。ロック加工のようにきれいな縁を作りたいと、苦肉の策で開発した縁の処理方法(二重ツイルヒートカット:sacom works独自基準での名称です)は、サバイバルゲームやマニアの方だけではなく、ハードな使用をなされる自衛隊員の皆様に広く喜んでいただいています。
また、「シワが入りにくい、美しい日の丸のワッペン」「読み込める綺麗なQRコード」の研究開発も行ってまいりました。
なお、刺繍技術をベースにぬいぐるみの製作も行っています。こちらは元々は母が作っていたものを引きついで製作している製品であり、時間に余力がある時や「息抜き」的に製作しています。
形式も「おすわりタイプ」「武装タイプ」などに進化しており、こちらはミリタリー物販イベントや地元の自衛隊基地祭、レンタルボックスなどで販売しております。
※ぬいぐるみ製作は余力のある時または「息抜き」として製作しているものなので、受注を受付しておりません。ご了承ください。
参考価格の公表とお見積りの仕組み
開業当初、ほとんどの刺繍店のサイトでは「見積もり」が当たり前で、価格や相場が全くわからない状況でした。私はもともと刺繍業界で仕事をしていたわけではないので、「わかりにくい」「不安」を払拭したいと考え、「参考価格」を掲載しています。
とはいえ、sacom worksでは現在でも「見積もり」により価格をご案内させていただいています。
図案に応じた最適な作り方を選択し、適正な価格をご案内させていただくためです。
また、お見積りには「そもそも作れるか」「刺繍に適切な図案となっているか」「どう作るか」をシミュレーションする大事な役割があります。作れないものに見積もりを提出できないのです。
図案に対して適切な価格を算出し、最大現良い製品をお届けするためにはやはり「お見積り」が一番なのだと思います。
なお、受付(お見積り)できない図案は下記リンクをご参照ください。