スパムメール（迷惑メール）対策と漫画事業の進行等に伴う、業態の変更予定について
おはようございます。sacom worksです。
お客様から「星条旗パッチは作っていないの？」というお問い合わせがあり、「そういえば星の部分に手間がかかりすぎるため作っていなかったなぁ…」と思い、アイディアが出たので作ってみました。
全部こだわっていますが、特に星の再現にこだわって製作しました。
結果的にやはり手間がかかるパッチとなりましたが（一般流通している星条旗は、星の処理を楽にするため大きく刺繍してつなげていたり、そもそも星の縫いが雑だったり…）、いい感じの試作ができあがったと思います。
糸処理をもう少し工夫したいところですが、9cm幅でここまで刺繍できたことにテンションが上がっております。製品化のめどが立ったら、また紹介したいと思います（現在、コスト計算中です）
迷惑メール（スパムメール対策）について
昨日から、この数日急に増えたメールフォームからの迷惑メール対策に追われております。
サイトやらメールフォームやら、対策に有効とされるあの手この手を試していますが、その間お問い合わせページ関連をいじりまわしております。
一応のテストは行いつつの対処ではありますが、メールフォームからメールが送れない、自動返信メールが届かないなどがありましたら、お手数ですが098-851-7747（sacom works 平日10：00-17：00対応可能です）あてご一報よろしくお願いします。
※メールアドレスが正しく、また、ＰＣメールを受信できる状態であれば、数秒後に返信メールが届きます。
なお、サイト内のメールフォームが上手くいかない場合、外部リンクのメールフォームも使用可能です。こちらは郵便番号で住所入力ができるので便利です。
業務内容の整理（予定）について
さて、こだわりの製品をお届けするsacom worksではありますが、精度を確保したいがために製作に時間がかかってしまったりという弱点もあります。
また、まだ実になっていない漫画製作事業を行っていることも、作業煩雑や混乱の元になっているという事もあります。４０過ぎで商業漫画家デビューするという無茶な野望であり、傍から見ればばかばかしく単なる趣味の延長にしか見えないかもしれません。
とはいえ、出版社様（担当編集さん）とのやりとりさせていただきながら、漫画原作者としてのデビューという形で、日に日に現実味が濃くなっている段階でもあります（詳しく紹介したいところですが、上手くいったとして、恐らく正式発表は早くても来年以降になる見込みです）。
漫画を世に出す方法にはいくつもあり、拙著「ラッキーキャッツルアーフィッシングスクール」「図解と写真でわかる沖縄のルアーフィッシング陸っぱり編」のように、同人誌を描いて自前で流通させる方法（同人作家）という手もあります。
しかし同人作家はそれで利益等を上げている人もいますが、オリジナル作品（一時創作）で成功している人は稀で、一般的に職業としての漫画家等はいわゆる「商業作家」という、出版社から連載し広く流通させる方法になろうかと思います。
子供の頃に「漫画家になりたい」と思った人がイメージするのは、商業作家のことでしょう。
商業デビューの先にはアニメ化やその他メディアミックスのチャンスも控えているので、夢のある世界です。もちろん、それは売れて成功したらの話ではありますが、世に出さないと単なる妄想にしかなりえません。漫画をはじめ出版物は博打要素も強いと言われています。
商業の漫画家さん、または商業経験のある方、今お世話になっている編集さんからは「担当が付いて、デビューするまではかなりしんどい」と伺っていましたが、まさに今そのしんどい時であり、企画とネーム（ラフな漫画、物語の構成を見る）を作って提出してはボツの繰り返しという状況です。
しかしながら単に好き嫌いでボツになっているわけではなく、作品の弱点や改善案をいただいたうえで「こういう物を作ってみては？」とか「こういう作品やコンテンツが参考になるので研究してほしい」などの提案をいただきながらのリテイクですから、実になるためにも非常に意味のあることです。
私が大好きなPDCAサイクルですね。PDCAサイクルは事業にも漫画製作（物語の構成）にも使えます。
特に今お世話になっている担当編集さんは、編集者ならば当然のことかもしれませんがヒット作を生み出すにはどうするかを追求しつつ、我々のデビューを目指すためのアドバイスをくださっているので、大変感謝しつつ、また、とても信頼のおける方でもあります。
最新の課題では、今までのネームとは違い、企画書とキャラクター案のラフスケッチのみ。もしかすると漫画を製作できる能力はそれなりに認めていただけている状態にあるのかもしれません。
（その後Goサインが出たら、新たなネームを描くわけですけどね。）
ここまでこれたのも、ひとえに作画を担当いただいている漫画家の座間味さんの画力や漫画の技術、ご協力があったからこそ。
それでも原作者という形で、無茶な野望の現実味が徐々に濃くなっている事は、とてもありがたい事です。
ちなみに座間味さんは広告漫画の製作も行っているので、ご興味ありましたら是非どうぞ。
現状、私自身は精度を極めた刺繍製品をお客様に提供することで飯を食わしていただいている身ではありますが、釣りにまつわる問題解決をしたり、地元の河川の浄化（だいぶ綺麗になってはいますが）をしたいという生涯の目標があります。
そのうえでは刺繍が上手なおじさんというよりも、漫画家（原作者）の活動を兼ねたほうが、目標達成のための影響力は高まるとも考えています。だからこそ同人作家ではなく商業作家である必要があります。もちろん印税なども美味しいですが(笑)
もし漫画原作者としてデビューできたとしても、刺繍事業を行いながら運営できるキャパを確保する見込みであり、また、現在の「デビュー前の最もしんどい時期」とされる関連資料製作とリテイクも、刺繍事業を行いながら行っているので、刺繍事業を辞めるわけでもありません。
刺繍に関しても誰にも負けない特技でもあり、また、お手に取っていただいたお客様にも喜んでいただけているためです。
一説によると漫画家の人口は６千人ほどとされ、人口比率で考えれば医者になるよりも難しいとされています。仕事のキャパが限られていることや、漫画家志望の数は想像できないほど多いこと（＝ライバルが多い）、どんなに漫画が上手くても、それになれるかは運による部分も多いとされているためでしょう。
ただ、運をつかむには作品を世に出し、出版社等へ売り込みをする（行動する）必要があります。
私のやっている事はまだ実になっていませんが、運をつかむためにも絶対に必要な種まきなのです。
色々やりたい事はありますが、もちろん、あれこれすべてをできるわけでもありません。
正直かなりしんどいな…と思う状況も生まれています。
現在ボトルネックとなっているのは、刺繍の根幹となる刺繍データ作成や見積もり作業、そのためのメールのやりとりなどです。精度は維持しつつも、作業を軽くしたいという思いはあります。
このため、申し訳ないのですがネーム入れなど一部の業務については、他の刺繍店様にまわっていただく形になるかもしれません（製作受入基準など、作業整理中です）。
イラストレーター志望の子供がデザイン等を学べる学科に進学しているので、どこかで刺繍データの作り方を覚えてくれると解決できそうではあるのですが・・・今のところ他力本願ということにもいかなそうなので。
スパムメール対策でメールフォームを作り変えしたところではありますが、その中で確認事項という項目を設けています。細かすぎて刺繍できない図案のお問い合わせも多いので、予めご確認・ご協力いただけると大変助かります。
モソニャソについて
もう１点、大人気のモソニャソでありますが製作できる私の母が体調不良で、全く作れなくはないけれど、これまでのペースで作れなかったり、わりと近いうちに製作に携われない期間ができてしまう見込みです。
こればかりは私の力ではどうにでもできず、お医者さんと母の体力等と相談するしかないので、母の早い回復を祈ることしかできません。
